ルワンダ滞在史上もっとも過酷な3日間|191日目〜197日目|page.29

 

ロックダウンの解除と助っ人の登場と、素晴らしい週のスタート。

しかし、喜びも束の間、ルワンダ滞在史上もっとも過酷な3日間が始まったのです。

ロックダウンの解除

ついにロックダウンが解除されました。

新型コロナウイルスの新規感染者数は、数ヶ月前の10倍で1000人近くいます。

 

ルワンダとしても、このままロックダウンを続けるにはいかないという結論に至ったのでしょう。全国民へのワクチンの摂取を進め、ロックダウンを解除することになりました。

 

外出禁止や営業停止が解かれた街は、活気で溢れています。街に人が多いだけで、こちらまで元気になってきます。

本格的に活動を再開できることとも合わさり、喜びいっぱいに2週間ぶりのオフィスへ。

 

すると、さらなる朗報が。

なんと、エジョへーザ専門のオフィサーが新たに雇われていたのです。

心の底から「よかった」と安堵のため息がこぼれました。

 

なぜなら、エジョへーザにだいぶ苦しめられたからです。

エジョへーザというのは、ルワンダの任意の年金サービスで、このシステムの管理を我がビジネス振興課が担当していました。

【page.13】アフリカの手荒い歓迎|79日目〜85日目

 

このエジョへーザの管理というのが、もう地獄。毎月、月末がイヤでイヤで仕方ありませんでした。

地道に名前や国民IDがあっているかの確認。そして、誤りがあれば、電話して聞き出すという作業を朝から晩まで。それが、2、3日続けます。

締め切りが近いときは、土日も駆り出されました。

 

この作業を課のボスとぼくの二人で行っていましたが、本来はエジョへーザ専門の担当官が配置されるらしいのです。

しかし、なぜかルワマガナ郡庁だけは、いなかったのです。

 

そして、ロックダウン明けに降臨したのが、エジョへーザ担当の彼でした。

まったく発音できないルワンダンネームとの果てしない睨めっこも、これでお終いです。ほんとうに良かった。

失われた3日間

ロックダウンの解除と、エジョへーザ担当官の就任という良い出来事がありました。

ところが、すべてが順風満帆にいかないのが人生。水曜日から金曜日までの3日間、自宅で寝込んでいました。

 

その理由は、サルモネラ菌と激しい攻防戦を繰り広げていたからです。

 

それはもう壮絶な闘いでした。

断定はできないのですが、生野菜か、友人からもらった卵のどちかにあたったのです。

 

水曜日の朝からトイレが恋人。

片時も彼女のそばを離れませんでした。

 

土曜日になって、ようやく文章をつづれるまで回復しました。

ロックダウンしていた期間より何もできずに、1週間の時が流れてしまいました。悔しい。

 

まだ日本にいた頃、アフリカで暮らしたら、しょちゅうお腹を壊すんだろうなと思っていました。

ところが、一度もそんなことはなく、8ヶ月目に突入しようとしていました。意外と平気じゃんと舐めていた報いでしょうか。

 

本気で死にかけました。

食中毒って、ほんとに恐ろしい。

 

もう二度とごめんです。とはいえ、アフリカでの食中毒なんて交通事故と変わりません。防ぎようがないのです。

 

残り5ヶ月、もうサルモネラ菌と正面衝突しませんように。

 

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