いつかやってみたいことはありますか?
「いつかダイビングしてみたいな」
「いつか起業してたいな」
「いつか両親を旅行に連れていきたいな」
結論から言います。何もしないで一生を終えます。
なぜなら、「いつか」やりたいと思っている「いつか」はこないからです。
仕事がひと段落したらとか、少し生活が落ち着いたらと考えているうちは、結局できないのがオチです。
仕事がひと段落しても、別の仕事でまた忙しくなります。生活が落ち着いても、別の問題でまたバタバタします。
いつかやってみたいことをする時間は待っていても、決して訪れはしないのです。
本と出会って人生が変わった
ぼく自身、まったく行動を起こさないタイプの人間でした。
やってみたいことは沢山あったのですが、仕事や生活が落ち着いたらやろうと常々思っていました。
とくに大学時代なんて、「いつか留学したいな」「いつか時間が出来たら本を読みたいな」「いつか一人旅したいな」と思っていた大学4年間。
何ひとつ実現しませんでした。
時間的にも、心理的にも、余裕のある大学生なのにです。
お金がないし、英語できないし、試験があるし、バイトがあるし、疲れたしと出来ない理由ばかり並べて、自分を正当化していました。
大学を卒業して社会人になる前に、内定した会社から読書感想文の課題が出されます。
この時、出会った1冊の本で人生が変わります。以来、狂ったように本を読みまくります。
そこで、学んだことのひとつが「行動」することだったのです。人生にパラダイムシフトが起きてから、即行動が当たり前になりました。
▼本は人生を変えます。ぜひこちらも。【簡単】一生つかえる本の読み方【最強の読書術】
とりあえず執筆してみた
会社で働きながら、1冊の本を書きました。
自分には4人の部下がおり、彼らの成長のために何かできないか考え、毎月本を贈っていました。退職する最後の月の本は、何にしようかと悩んでいました。
ぼくには、本を出版する夢がありました。
「これは、一体いつやるんだろう」と自問自答してみました。
「いつだろう…」答えがなかったです。
そこで閃いたのです。
「そっか、今やっちゃえばいいんだ」と。
いつやるか分からないのなら、今書いてみて、その本を最後に贈ろうと決めました。
半年くらいかけて、本を書きました。
正直、内容は大したことはないし、文量も少ないし、中身も外見も薄い本が出来上がりました。本と言えるか、あやしい代物です。
しかし、チャレンジしてみて、本当によかったです。
「行動」して、初めて分かることがたくさんありました。
時間や労力、費用、構成力や表現力の欠如、形になったときの達成感。
とくに、本を1冊書くことの大変さ。
内容や構成を考えるのもそうですが、書くモチベーションを保ち続けるのが最も大変でした。
「最後まで読んでもらうにはどうしたらいいか?」「間違ったことは教えてないか?」「本当に伝えたいことは何か?」「命の時間を使ってもらうに値するか?」
著作のみなさん凄すぎる。身をもって感じることができました。
やってみることで、本を出版する夢に確実に近づきました。そう思えます。
いま動き出そう
何よりも行動してみて得られる「コト」が大切です。
夢や目標が加速させることも出来ます。反対に「これ違うかも」と気づいて方向転換することも出来ます。
なので、やってみたいことがあるなら、なるべく早めに行動してみることが最善です。
ここまで読まれた方は「たしかに行動することが大切なのは分かったけど、そんなすぐにはできない…」と思うかもしれません。
しかし、大丈夫です。
ぼくも初めは苦労しましたが、やってみると行動すること自体が楽しくなってきます。どんな小さなことでもいいので、動くことが大切なのです。
スマホで調べる。実際にそこへ行ってみる。人の話を聞いてみる。なぜやってみたいのかを考えてみる。
何でもいいのです。とにかく、その方向に動いてみることが大切です。
ポイントが一つあります。
例えば、スマホで調べるにしても、なぜやってみたいのかを考えるにしても、「日付」を決めてください。来週の金曜日のカフェで19時、9月13日(日)の午前中などと具体的な期限をつけてください。
これは小さな目標でも、大きな目標でも有効です。ぜひ、試してみてください。
行動しましょう。いま動きましょう。
「いつか」はいつまで経っても来ません。
最初は難しいし、時間もかかるのが普通なのです。
下手でもいいんです。出来なくてもいいんです。
初めからできる人なんていないんです。
準備が完璧になることなんてないんです。
だから、「いつか」やってみたいことがある人は、「今」やりましょう。
きっと沢山のことが得られるはずです。
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