焦る心を飼い慣らして今日を丁寧に生きる|296日目〜302日目|page.44

 

気づけば、帰国まであと2ヶ月。

 

恐ろしく時間の経過が早くて、焦る。

一歩足をだすと二歩押し戻されて、さらに焦る。

けれど、それで何度も痛い目にあった。

 

だから、目の前にいる人に今できることする。そうやって今日を丁寧に生きていく。

久しぶりのルワマガナ会

今週の頭に新隊員がルワマガナにやってきました!

 

コロナ前は、近所にたくさんの隊員が住んでいたのですが、しばらく独りぼっちでした。

 

ひとりはひとりで楽しいものの、近くに母国語を話せる人がいると、やはり嬉しい。

なによりご飯を一緒に食べらるのは、愉快なものです。

 

先輩隊員たちがいた頃は、頻繁にルワマガナ会をしており、毎日のように美味しい料理をご馳走になっていました。

まともに食事を作れないぼくは、ほんとうに幸せでした。

 

そんなルワマガナ会が1年半越しに復活。

 

新隊の引っ越し当日に、我が家に招待させていただき、日本食を振る舞いました。

振る舞うといっても、一時帰国中の職場の人が送ってくれた冷麦をゆでただけですが……。

 

日本では好んで冷麦は食べないのですが、こんなに美味しかったんだと二人で大感動。

そして、夕食を友人と囲めるこの幸福。有り難いものです。

 

食卓を囲める期間は残りわずかですが、定期的にルワマガナ会を開きたいと思います。

ついに夢叶う

ついに、ついに、夢が叶いそうです。

 

かれこれ半年以上支援を続けている炭屋のジョナスの、大学へ行くという夢が現実になりそうなのです。

 

収入と支出の管理を徹底させてから、安定して利益を確保できるようになったのでしょうか。

なんと来年の8月には大学に行くと言うのです。喜びのあまり思わず手を取ってしまいました。

 

ジョナスが毎日どれだけ働いていて、夢のためにどれだけ節制しているか知っています。

ようやくその努力が報われそうなのです。

 

そして、その夢を叶えることに自分が少しでも貢献できていたとしら、これほど嬉しいことはありません。

 

加えて、新しい事業も始めるそうなのです。

かねてから炭を販売することは、森林破壊に繋がるため政府からはあまり良い目で見られていませんでした。

 

2、3年後にこのビジネスはなくなると危惧していたジョナスは新しいビジネスができないか模索していました。

 

これまで2箇所で炭を販売していたのですが、その片方でセメントやブロックを売る資材屋を始めると言うのです。

たしかに、その支店の方はうまく活用できていなかったので、このアイデアはかなり良さそう。

 

この新事業が波に乗れば、晴れて大学へと通えるそうなのです。

どうなるでしょうか。

 

日本でジョナスから大学へ通っているというメッセージを受け取るのが、今から楽しみで仕方ありません。

一歩進んで二歩下がる

ルワマガナ祭り実現に向けて、縁日のゲームを試しに作ってみました。

 

計画しているのは、わなげ、パターゴルフ、そしてこの紐くじ引きです。

家にあったもので、意外と簡単に出来ました。

 

さっそく近所の子どもたちと遊んでみます。

しかし、ゲーム自体は簡単にはいきませんでした。

 

まず、ゲームの主旨がまったく伝わらない。紐がスムーズに動かない。どれが済んだ紐か分からなくなる。

どうにか最後の方には理解して楽しんでくれたものの、改善他が山積みです。

 

次は、わなげでも試してみようと思います。

 

一方、ガイドブックづくりは順調です。

郡庁のオフィスでガイドブックを作成していると、同僚が興味津々で見せてくれと声をかけてきます。

 

まだアウトラインだったのですが、全ページのめり込むように読んでくれて大絶賛。

誰が作ったのか聞かれ、自分だと答えると「お前は天才か」とベタ褒め。褒められると伸びるタイプのぼくは俄然やる気に。

 

いちおう11月中に完成予定で、12月から配布を始める計画です。期待は持てそうです。

とかく納得いくものを作り上げたいと思います!

 

正直、何ができるのか未だに分かりません。

この国に、この郡に、ルワンダの人々に、まったく貢献できている気がしません。

 

けれど、成果にこだわりすぎずに、目の前にいる人に今日できることだけは目一杯取り組みます。

 

気づけば、あと2ヶ月。早すぎます。

とてつもなく焦るけど、今日を丁寧に丁寧に。

 

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