「青年海外協力隊って、給料もらえるの?」
「貯金ないんだけど、大丈夫かな?」
と、お金に関する不安がある方も多いのではないでしょうか。
ぼくもその一人でした。
しかし、大丈夫です。安心してください。
結論から申しますと、2年間で合計300万ほどはもらえます。
さらに、現在貯金が0円でも問題ありません。
つまり、お金に関して心配する必要はまったくないのです。
【青年海外協力隊】2年間で支給される金額
「青年海外協力隊(JICA海外協力隊)」という名前は知っていましたが、渡航費から滞在費にいたるまですべて自己負担なんだろうなと思っていました。
しかし、それはまったくの思い違いでした。
派遣される前の準備金から現地の生活費、さらには国内手当や任務完了金まで支給されるのです。
その内訳は、以下の通りです。
- 国内手当:月55,000円
- 現地生活費:月50,000円(日本円換算。国ごとに異なる)
- 移転金&支度金:合計200,000円
- 任務完了金:合計480,000円
- その他(航空券、住居、医療費、警備費など)
(※2022年2月時点での情報です。最新の情報はご自身でご確認ください)
1〜4を単純に合計すると、2年間で300万円以上になります。
国によって多少の増減はありますが、だいたいこのくらいの額だと思います。
2年間の出費を考慮して「②現地生活費」と「③移転金&支度金」を全額引いても、200万円弱は残ります。
現地生活費を使い切ることはないと思うので、実際にはもう少し多く残るかもしれません。
ではここから、それぞれ詳しく見ていきます。
国内手当
国内手当とは、日本で発生する支払いのために、支給される手当です。毎月5万5千円円、日本国内の銀行口座に振り込まれます。
1年間まったく手を付けなければ、66万円。2年間で132万円になります。
ちなみに、任国に派遣される前には、語学や活動に必要な知識を習得する70日間の訓練があります。この期間にも手当があり、合計で約9万円ほど支給されます。
現地生活費
現地活動費は、現地で生活するのに困らない金額を支給してくれます。
その額は国ごとに決められていて、現地の口座に振り込まれます。日本円に換算すると、5万円ほどです。国の物価によって支給額は増減します。
2年間でかかる出費は、この現地生活費の中だけで収まります。むしろ、月1、2万円ずつ貯金することも可能です。
移転金&支度金
移転金とは、派遣国で生活していくために必要な物を買うための費用です。支度金は、派遣国へいく前に、日本で必要な物を揃えるために支給される費用です。
移転金は10万円前後で、派遣国によって多少の変動があります。支度金は一律で9万円です。
70日間の訓練終了後に、一括で振り込まれるので使い方はもちろん自由です。
任務完了金
任務完了金とは、派遣期間の終了時に支給される報酬です。
これは一括で、月額20,000円×派遣期間です。
なので、2年間の派遣で、48万円支給される計算になります。
その他
その他の派遣に関して必要な費用は、すべてJICAが負担してくれます。
派遣国までの航空券、海外での住居や医療費、警備員を雇う場合はその費用などです。
現地での生活費を除いて、協力隊員が出費することは基本的にはありません。
もちろん、保険や奨学金、Netflixや電子書籍の購入といった個人的な支払いは別ですが。
【結論】お金の心配はいりません。
最後にもう一度、まとめます!
お金の心配はいりません。むしろ、貯金すらできるのです。
2年間で合計300万以上支給され、現在貯金が0円でも問題ありません。
出費を考慮しても、100万円〜200万円は残せるはずです。
「開発途上国で働いてみたい」「世界に貢献したい」といった志さえあれば、活躍できる環境があります。
興味のある方は、ぜひJICAのホームページも覗いてみてください。
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