るわきゃん飯。
それは、ルワンダで作るキャンプご飯。
パスタを茹でることしかできない料理のど素人が、ルワンダで作れる最高に旨いキャンプご飯を作る壮大な旅路である。
【第7回】飛びかける意識とオニオンリング
前回大失敗に終わった、るわきゃん飯。
汁物の次は、揚物にチャレンジ。
いつか揚げ物にも挑戦したいと思っていた。
そんな最中、幼い頃からの夢を思い出したのだ。
そう、自宅でオニオンリングを食べること。
ただ、室内で揚げ物をするのはイヤで、ピザ窯でできないものかと思い巡らせていた。
ところが、そんなときに限って、薪を買える店がしまっていた。
なので、仕方がなく室内でオニオンリングを作ることに決めた。
そうなってくると、もはやキャンプ飯でもなんでもないが、こればかりは仕方ない。
【レシピ】憧れのオニオンリング
【材料】
- 玉ねぎ:2個
- 小麦粉:100g
- コンソメ:1個
- 水:100cc
- マヨネーズ:大さじ2
- 油:適量
- 塩:適量
※じゃがいもとバナナは付け合わせ。
【作り方】
- 1、玉ねぎを輪切りにして、バラバラにする。
- 2、ポリ袋に小麦粉、コンソメを入れて混ぜる。
- 3、2の粉に玉ねぎをつける。
- 4、水、マヨネーズ、2の粉を混ぜる。
- 5、4に玉ねぎをつけ、熱した油で揚げて完成。
【結論】憧れを掴むなら死を覚悟しろ
オニオンリング、それは憧れの食べ物である。
フライドポテトはあっても、なかなかオニオンリングはお目にかかれない。そんな雲の上の存在なのだ。
レシピを調べてみると、意外と簡単に作れそうなのだ。
意気揚々と準備を進め、あとは揚げるだけで長年の夢が実現する。
しかし、ここから始まったのは悪夢だった。
衣をつけた玉ねぎを熱した油に投入したとたん大爆発。
白い煙が上がるわ上がるわ。家中が真っ白で前が見えなくなるほどパンパンに煙が充満。
ただ調理を中断するわけにはいかない。
とにかく継続はしたが、煙に巻きに巻かれたクッキングは死を予期するほどだった。
なんとかオニオンリングは完成させた。
あのマドンナ的存在がいとも簡単に。しかも、味も上々の出来である。
ただ、油がものすごくて、たくさん食べれるものではない。
付け合わせで、揚げたじゃがいもも美味しかった。
結局、思ったのは、そのままがいちばん美味しいということ。
油なんかで揚げず、ピザ窯にただ入れるだけの野菜がいちばんうまいのだ。
朦朧とする意識の中で頬張ったオニオンリングはうまかったが、ただただ息苦しかった。
調理終了後、2、3時間は呼吸するのが困難だった。
もう二度と家の中ではやらないことを固く誓った。
第8回、大炎上青空レストラン。
最後まで読んでいただき、ありがとうがざいます!!
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