ジェットコースターのような目まぐるしい1週間。
週前半にワークショップがなくなった上、ルワンダ人女性に虐げられる。
対照的な週後半。開催したワークショップの反応は上々で、100人オーバーの大規模ワークショップも無事完了。
泣いても笑っても、あと2ヶ月。己に鞭を打ち、やり切るのみ。
またルワンダ人女性にキレられる
予定していた2つのワークショップが流れました。
理由はもともと別の予定があったから。スケジュールを管理するという概念がないので、こういうことは日常茶飯事です。
約束をすっぽかす彼らに、いっさい悪意はないのです。
とはいえ、予定を守ってくれないかぎり、こちら仕事が進みません。なので、出来ることは、しつこく粘り強く言い続けるしかありません。
そんなわけで、流れてしまったワークショップの日程を再度打ち合わせに行きました。
すると、1つの団体の女性が見るからに不機嫌。
以前その彼女にぼくはワークショップの説明と約束をしました。そして、参考にと、ワークシート1セットを置いていきました。
ところが、それを宿題だと思っていたらしく「結局これはなんなんだ、説明をしろ」と怒っています。
簡単に資料の説明をし、その趣旨を伝えて、誤解を招いて悪かったと謝罪しました。
ですが、いっこうに怒りが収まる気配はありません。ひたすら頭を下げても無視。
そんなに怒ることかと反論したくなる気持ちを抑えて、どうにか団体の代表の電話番号聞き出し、別の人と打ち合わせるという方法に変更しました。
素直に感情を出すことは、良いのやら悪いのやら。
露骨に冷たくあしらうあの感じは、いかにもルワンダ人っぽい。
ぼくは何故か、ルワンダ人女性にキレられることが多いのです。なぜだろう……。
死にかける
ルワンダ人女性にやたら怒られることはさておき、新たに1つの団体も加わって、3つのコーペラティブでワークショップを実施することが決まりました。
ただ日程を取り付けたものの、訪れたことがない団体もあり、開催場所であるオフィスがどこにあるのか分かりませんでした。
そこで、下見がてらオフィスを二箇所探しに行きました。
一つ目は簡単に見つかったのですが、二つ目のオフィスが全く見つからない。
いろんな人に聞いては違うところへ案内されて、畑の端から端まで自転車で何往復したことか。
早朝から昼過ぎまで飲まず食わずで炎天下を爆走。30、40kmぐらい走ったんじゃないでしょうか。
倒れる寸前でどうにか見つけ出すことに成功。
早々に見つけ出したオフィスを後にし、最近お気に入りのレストランに飛び込みます。
ファンタ爆飲み&ビュッフェドカ食い。案の定、恐ろしいほどのインスリンショックと極度の疲労に襲われ、郡庁のオフィスで突っ伏す始末。
やはり無理は良くありません。適度な休憩が大切です。
ついにワークショップ始動
ついにコーペラティブでワークショップを開催できました。
今回は、自転車タクシーの団体。想定以上にうまくいきました。
オフィスに出向くと、約束していたにもかかわらず、時間がないから手短にと言われてしまいます。
ところが、そんなことを言った割には、約1時間も夢中になって取り組んでくれました。有難いかぎりです。
この翌日に100人規模の大きなワークショップがあり、そのシュミレーションをしておきたかったので、ほんとうに良かったです。
そして迎えた最大の山場。
支援している中で最も大きく、郡も力を入れている職人たちの団体。そこでのワークショップです。
ほんとうに100人も来るのか疑問にでしたが、どんどんやってくるルワンダ人。
もうここまで来たら、やり切るしかありません。
序盤まったく収集がつかず、すこし手間取ったものの、団体の代表や友人の助けがあって、無事終了。
とはいえ、しっかり伝わったかは怪しいところです。ただ、詳細はともかくお金を管理することの大切さは理解してくれたはず。
ワークショップを行うことが目的でなく、彼らに行動の変革を起こすことこそが目的です。
なので、これで終わりでなく、ここから時間の許すかぎり伝えられることは全力で伝えていきます。
とかく今月最大の山場を無事に乗り越えられて、一安心。
残り2ヶ月と本格的に帰国が近づいてきました。焦らず、でも自分で自分尻を叩きラストスパートをかけていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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