るわきゃん飯。
それは、ルワンダで作るキャンプご飯。
パスタを茹でることしかできない料理のど素人が、ルワンダでも作れる最高に旨いキャンプご飯を作る壮大な旅路である。
【第1回】硬くて匂う肉も煮込めば旨いはず
前回、ルワンダではじめてのバーベキューに挑戦した。
しかし、満足のいく結果にはならなかった。最高に楽しく心は満たされたが、胃袋は満たされなかったからだ。
その原因は、牛肉。
とにかく硬い。
歯の二、三本を持ってかれること覚悟で引きちぎるほかないのだ。
そして、匂う。
ほのかにかおるアンモニア臭。ほのかだからと言って見くびってはならない。シルクドソレイユの鑑賞後なみに余韻が残る。
ここでひとつ疑問が浮かんできた。
ルワンダのレストランで提供される牛肉は、それなりに柔らかいし、ここまで匂ったことはない。
なぜだろう?
その理由は、調理方法にあった。
ルワンダで提供される牛肉料理は、ことごとく煮込まれている。
つまり、牛肉は煮込めば旨くなる。
この結論から導き出されたのが、「牛肉のローズマリー煮込み」だ。
【レシピ】牛肉のローズマリー煮込み
【材料】
- 牛肉:250g
- ニンニク:1かけ
- 玉ねぎ:1玉
- インゲン:100g
- 唐辛子:2本
- ローズマリー:適当
- オリーブオイル:適当
- 塩:適当
- こしょう:適当
【下準備】
- にんげん、玉ねぎ、にんにくを刻む。
- 肉を袋にいれ、オリーブオイル、ローズマリー、塩、こしょうを入れて漬ける。
【作り方】
- 1、ルワンダのダッチオーブン(勝手にそう呼んでいる)にオリーブオイルをひき、にんにくをいれる。
- 2、にんにくに色がついてきたら、インゲンと玉ねぎを入れて、しんなりするまで炒める。
- 3、漬けておいた牛肉、唐辛子、水を投入して、じっくり煮込む。
- 4、塩やコショウで味を整えたら、完成。
【結論】ぜったにマネしないでください
結論。
日本では、マネしないでください。
ルワンダでは、試す価値あり。
決して、まずくない。悪くはない。
仮説どおり肉も、柔らかくなり、匂いも消えた。
だが、手放しで美味しいとは言えない。
おそらく、料理者の能力によるものだろう。
まず、唐辛子を早くに入れすぎたのか、辛くて食べれたもんじゃない。
加えて、味に深みがないというか、なんというか。
どうしたら、美味しい料理が作れるのかが、まったく分からない。予測すらつかない。前途多難だ。
しかし、ぜったいに諦めない。吐くほどまずいものができても、投げ出さない。
ルワンダにあるもので、ルワンダ史上最強メシをつくるという志を実現するまでは。
最高のるわきゃん飯をつくる旅は、まだ始まったばかりだ。
第2回、万能BBQコンロのカンタムロボくんならピザも作れちゃう?
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