備忘録|フィンランド旅行記②

 

5日目 12/26 月

ヘルシンキ

・適当に街歩き

 

さよなら、サーリセルカ。さよなら、オーロラ。

あっけなくオーロラ旅は終わった。あとは、フィンランドヘルシンキを楽しんで、いざロンドン。死ぬまでにオーロラを見るべく、次は別の場所へ未来形の妻といく。まだ生きる理由ができてよかったと捉えよう。よけいに死ぬまでにオーロラを見たくなった。

 

旅も人生も、どこへ向かうかではなく、誰と向かうかである。誰と時間を過ごすかである。

結局、海外旅行は都市部が面白い。適当に街歩きするだけで面白い。そして、やっぱり誰かと、妻と来たい。

 

ひとりでヘルシンキのアイリッシュパブで、スパーズの試合を見て騒いでいる。ひとりでハリーケインのゴールを見て、拍手して騒いでいる。ホイビアの同点弾で、また騒ぐ。

がちのスパーズファンのおっさんが2人ぐらいいて、一緒に騒ぐ。ひとりで見に来てるおっさんとハリーがバーを叩いたシーンで目を合わせて、微笑み合う。フットボールは国境を越える。

 

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ホテルに入れなくて焦る。けど、ホテルから出てきた人に聞いて、ホテルに電話して、なんとか聞き出す。これはなかなか力がついている。

 

6日目 12/27 火

ヘルシンキ

・美術館

・街歩き

・サウナ(公共プール)

 

9:30〜 ヘルシンキ大聖堂andマーケット

10:30〜 カフェ(ロウリュチェックする)

12:00〜 昼食(シーホース)

13:00〜 ヘルシンキ現代美術館&フィンランド国立博物館&テンペアウキオ教会(ヘルシンキ市立美術館、ヘルシンキ自然史博物館)

16:00〜 公共プールサウナ

 

日照時間や気候もケアしないといけない。冬のフィンランド旅行は、かなり行動時間が限られてしまう。寒さや暗さであまり長いこと、外にはいられない。10時〜15時しか日がない。約5時間くらいしかない。

 

サウナに2日とも入れるのは、楽しみである。あと、協力隊で培った突撃精神のおかげで、非効率だが、直接現地に行って情報を仕入れる力を手に入れた。それは海外で暮らしたからこそである。数回の旅行や英会話では身につかない、スキルというかマインドである。

 

飯はよく分からん。飯は日本が強すぎる。結局、誰かと食べた方が楽しいし、よっぽど良い。食べれるものも2倍だし、幸せも2倍である。

 

博物館で人間の歴史。フィンランド、スカジナビア半島に住み着いた人たちの歴史を学ぶ。
岩の教会は確かに心地よく、休憩にはちょうどよい。

本日のメインディッシュであるサウナの前にカフェで一休み。新潟での休日も、ヘルシンキでの休日も、同じである。観光は結局、ふーんで終わる。とくにひとりの場合は。やはり、都市は面白いけど、ひとりでは。。。あと観光地へ行くより、テーマを決めて、一点突破の方が満足度が高い。今回であれば、オーロラ絶対見るとか。

 

今回のフィンランド旅行は、人生にとって大きな大きな転機になると思う。目指していたところは、エキサイティングだけど、ハッピーではない。

世界を自由に旅しながら生きるとか、世界一周とか。結局、誰といるかなのだと思う。その意味で、理念ややりたいことは変わらないけど、目指す場所は変わりそう。

 

世界のどこであろうとサウナは最高。気持ち良くて4セットしてしまった。裸でプールを泳ぐのも気持ちがいい。サウナに入るとロウリュマスターがいて、ちょうどいいタイミングでロウリュしてくれる。しかも、フィンランド人みんなロウリュマスターである。日本でロウリュしてもいいですか?と聞くのは、よくないと思う。それこそ日本らしい。別に勝手にやったらいいと思う。フィンランド人は、ロウリュして素直に暑がるのとても可愛いし、包茎でも隠さないし、これこそありのままで、とても好き。日本人は暑がっているのが恥ずかしいとか、包茎が恥ずかしいとか、で強がったり隠したりするけど、別にそんなのどうでもいい。フィンランド人を見習いたい。とにかくフィンランドのサウナ最高に気持ちよかったし、公共プールサウナという古くて趣があって、最高に良かった。
なんかよく分からないけど、プールもサウナも無料になった。これも海外らしくて好き。

 

音楽の力すごい。フィンランドぜんぜん関係ないけど。やはりなにか音楽始めたい。

 

7日目 12/28 水

ヘルシンキ

・スオメンリンナの要塞

・サウナ(ロウリュヘルシンキ)

・お土産買う

 

9:30〜 スオメンリンナの要塞

14:00〜 サウナ

17:00〜 ジャンボ(お土産買う)

 

フィンランド、ヘルシンキ最終日。

孤独が人を殺すということの本当の意味を理解した。その意味において、とても良い機会になった。目指すべきところを変える。ただ、自分の理念を体現することはもちろん実践し続ける。その過程で自由になっていくことを目指す。けど、旅するように自由に生きるは心の時限であって、実際ではないことを初めて知れた。とかく、旅するように自由に生きるために、理念を実現し、物書きになっていく。けれど、それが全てではない。

 

世界遺産スオメンリンナの要塞へ。観光客が多く乗車。

冬はベストではないのだろう。要塞の上は鬼のように凍っていて、少しでも気を抜いたら、足を滑らして、真冬のバルト海へと真っ逆さまである。要塞から抜けるために丘を登らないといけないのだけど、凍っていて登れない。まじでここで囚われてしまうのかと思うほど。そして、やはり観光地は観光地で、何か歴史を学ぶとか、何かない限りは、ふーんである。何かをしに行くとか、誰かと行くとか。

 

それでは、フィンランドは締めに向かう。

昨日は昔ながらの公共プールでのサウナで、それはそれは趣深かった。そして次は、ザ・フィンランドサウナである。サウナに入って、海へ飛び込むというスリリングでエキサイティングなサウナへ。
やっぱりサウナは最高だった。暑くて暗いサウナは気持ち良くて、真冬のバルト海に飛び込むのも最高に気持ちがよくて、クレイジーだった。

 

海外に溶け込むのが上手くなった。学生の頃は、下手で不自然だったから、カモられたのだろう。

 

さよなら、ヘルシンキ。さよなら、フィンランド。

ありがとう、フィンランド。

 

完。

 

 

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