バッファローに追われて木のてっぺんに登るはめになったら、景色を楽しみなさい。
これはアフリカのことわざで、ピンチに追い込まれても、その状況を楽しむだけの余裕があれば乗り越えることができるという意味だ。
ようは心の持ちようである。
普通に生活していても、天下分け目の危機に追い込まれる。
そう、ランニングにいく直前だ。
この危機的状況を楽しむために「さんぽニング」という言葉を作ってみた。
さんぽニングは、走る意識3割、さんぽの意識7割のイメージである。ランニングだと、走る意識7割、さんぽの意識3割である。
すると不思議なことに、走り始めるのが億劫でないのだ。
さらに走っている最中も、ふだんより楽しさを強く感じることができた。
走るコースも、走るスピードも、いつもと同じにもかかわらずだ。
ようは心の持ちようである。
外出自粛も心の持ちようである。
「自粛しなければならない」70%、「進んで部屋こもる」30%。だとこの期間は辛い。
しかし、「進んで部屋こもる」を70%まで引き上げると、なんだか楽しくなってくる。自分のやりたいことができる最高の期間に変わる。
まさに、バッファローに追われて木のてっぺんに登るはめになったら、景色を楽しみなさいである。
ウイルスに追われて部屋にこもるはめになったら、読書を楽しみなさいである。
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