【簡単】SDGsゴール4:質の高い教育をみんなに

SDGsゴール4

 

SDGsのゴールについてカンタンに解説していきます!

【SDGs】ゴール4:質の高い教育をみんなに

ゴール4:質の高い教育をみんなに

SDGsゴール4英語

すべての人々に、だれもが受けられる公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する

 

質の高い教育は、持続可能な開発のための基盤になります。

すべての男女があらゆるレベルの教育を受けられることを目指すゴール4では、性差と貧富による格差の解消も非常に重要です。

現状

SDGsゴール4現状
  • 開発途上国の初等教育就学率91%に達したが、依然5700万人の子どもが学校に通えていない。
  • 学校に通えていない子どもの半数以上は、サハラ以南アフリカで暮らしている。
  • 小学校就学年齢で学校に通っていない子どものおよそ50%は、紛争地域に住んでいるものとみられる。
  • 全世界で6億1700万人の若者が、基本的な算術と読み書きの能力を欠いている。
  • 7億5000万人の成人が読み書きができず、その3分の2は女性である。
  • 6歳から17歳の子どもの5人に1人は学校に通えない。
  • 日本では、中学生の約1割が不登校傾向にある。

ターゲット

SDGsゴール4反転

4.1)2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育および中等教育を修了できるようにする。

 

4.2)2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達支援、ケアおよび就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。

 

4.3)2030年までに、すべての人々が男女の区別なく、手頃な価格で質の高い技術教育、職業教育および大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。

 

4.4)2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事および起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。

 

4.5)2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民および脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。

 

4.6)2030年までに、すべての若者および大多数の成人が、読み書きおよび基本的計算能力を身に付けられるようにする。

 

4.7)2030年までに、持続可能な開発のための教育および持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和および非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ(地球市民の精神)、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識および技能を習得できるようにする。

 

4. a)子ども、障害およびジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、すべての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。

 

4. b)2020年までに、開発途上国、特に後発開発途上国および小島嶼開発途上国、並びにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術、工学・科学プログラムなど、先進国およびその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。

 

4. c)2030年までに、開発途上国、特に後発開発途上国および小島嶼開発途上国における教員研修のための国際協力など通じて、質の高い教員の数を大幅に増加させる。

取り組み事例

SDGsゴール4事例

ミズノ株式会社のゴール4への取り組み事例を紹介します。

 

急速な経済成長を遂げているベトナムでは、子どもの肥満率が40%を超えており、「子どもの肥満と運動やスポーツの素晴らしさの理解促進」が社会課題であると考えていました。

そこで、ミズノは、子ども向けの運動遊びプログラムをベトナムの初等義務教育に導入する取り組みを2015年から実施しています。

スポーツを体験したことがなく運動が苦手な子どもでも、楽しく遊び感覚で「走る」「跳ぶ」「投げる」など基本的な動作が身につけられるプログラムを、これまで約200校もの小学校で展開しています。

 

ミズノは、運動が苦手な子どもも決して取り残すことなく、「No one will be left behind(誰ひとり取り残さない)」というSDGsの理念に立ち活動している、とても参考になる企業のひとつです。

いま私たちにできること

SDGsゴール4アクション
  • 世界中の識字率を調べる。

世界や日本の教育の課題に興味を持ち、調べてみよう。

  • いじめは相談する。

一人で悩まずに、親や先生など頼れる人に相談しよう。

  • 募金する。

学校を建てるための募金活動などに参加しよう。

 

教育は、持続可能な開発において非常に重要な要素です。

日本では、質の高い教育にアクセスできる環境がありますが、世界を見ると5人に1人が学校に通えていない現状があります。次は、教育という恩恵を受けた僕たちが、質の高い教育を世界中に届けるにはどうしたらいいのかを考え取り組んでいく必要があります。

 

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