「SDGsのゴール13」についてカンタンに解説していきます!
【SDGs】ゴール13:気候変動に具体的な対策を
ゴール13:気候変動に具体的な対策を
気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を実施する
気候変動はあらゆる大陸のあらゆる国に影響を与えています。
技術の活用や国の政策に盛り込むなど、世界が団結して早急に気候対策に取り組む必要があります。
現状
- 1880年から2010年にかけ、地球の平均気温は0.85℃上昇した。
- 海水温が上昇し、雪氷の量が減少した結果、1901年から2010年にかけて、世界の平均海水面は19cm上昇した。
- 全世界の二酸化炭素排出量は1990年以来、50%近く増大している。
- 現状における温室効果ガスの濃度と排出の継続を勘案すると、地球の平均気温上昇は、今世紀末までに1.5℃を上回る可能性が高い。
ターゲット
13.1)すべての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靭性(レジリエンス)および適応の能力を強化する。
13.2)気候変動対策を国別の政策、戦略および計画に盛り込む。
13.3)気候変動の緩和、適応、影響軽減および早期警戒に関する教育、啓発、人的能力および制度機能を改善する。
13. a)重要な緩和行動の実施とその実施における透明性確保に関する開発途上国のニーズに対応するため、2020年までにあらゆる供給源から年間1000億ドルを共同で動員するという、UNFCCC(国連気候変動枠組条約)の先進締約国によるコミットメントを実施するとともに、可能な限り速やかに資本を投入して「緑の気候基金」を本格始動させる。
13. b)後発開発途上国および小島嶼開発途上国において、女性や青年、地方および社会的に疎外されたコミュニティに焦点を当てることを含め、気候変動関連の効果的な計画策定と管理のための能力を向上するメカニズムを推進する。
取り組み事例
佐川急便株式会社のゴール13への取り組み事例を紹介します。
佐川急便は、社会課題の解決に積極的に取り組んでいます。
貨物や旅客の輸送を一緒に行う「貨客混載」では、鉄道の輸送余力を活用して、トラック輸送と比べて約45%のCO2削減を実現しています。
また、トラックから鉄道や船舶、台車や自転車など環境負荷の少ない手段に転換する「モーダルシフト」でも、二酸化炭素の削減で成果を出しています。
佐川急便は、気候変動への対策を実施するとともに、他にも女性や高齢者にも活躍する機会を提供しています。「経済開発」「社会的包摂」「環境保護」という持続可能な開発において重要な3つの要素を共存させている模範例といえます。
いま私たちにできること
- 冷暖房の温度に気をつける。
エアコンの温度を夏は高め、冬は低めに設定しよう。
- 打ち水をする。
暑さを和らげるために打ち水をしよう。
- 公共交通機関を使う。
なるべく公共交通機関を使おう。
気候変動は世界中のあらゆることに影響を与えます。
地球で暮らす僕たち一人ひとりが手を取り合って、今すぐアクションを起こす必要があるのです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!
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