るわきゃん飯。
それは、ルワンダで作るキャンプご飯。
パスタを茹でることしかできない料理のど素人が、ルワンダで作れる最高に旨いキャンプご飯を作る壮大な旅路である。
【第3回】早くもたどり着いた、るわきゃん最強メシ
第2回のピザは大失敗だった。
ただのトマトソースを混ぜた粘土だった。
そこで、ピザ窯をつくるしかないと決意した。
▼【簡単】世界のどこでもつくれる手づくりピザ窯|作り方を大公開!【世界のDIY】
正直、見た目は完全にピザ窯だが、その性能は疑問だった。
しかし、さっそくピザを焼いみると、ふつうに美味しいピザが出来た。
もう二度と粘土なんて言わせない。そう強く主張する小麦に目頭が熱くなった。
BBQコンロの口の中で焼けると思ってゴメンと、深く頭を下げた。
▼【第2回】万能BBQコンロのカンタムロボくんならピザも作れちゃう?【るわきゃん飯】
この才色兼備のピザ窯を、ピザを焼くためだけに使うのは、あんまりに勿体ない。
そこで、他に何かできないかスマホを眺めていると、出てきたのがローストビーフだったのだ。
【レシピ】ピザ窯ローストビーフ
【材料】
- 牛肉:250g
- にんにく:1かけ
- オリーブオイル:適当
- ローズマリー:適当
- 塩:適当
- こしょう:適当
【作り方】
- 1、にんにくをスライスする。
- 2、ビニール袋にスライスしたにんにく、オリーブオイル、ローズマリー、塩、こしょうを入れる。
- 3、牛肉もビニール袋に入れたら、2時間漬けておく。
- 4、2時間後、鉄板の上に牛肉を並べて、火を焚いておいてピザ窯に投入する。
- 5、中まで火が通るように、しっかり焼いたら、完成。
【結論】ピザ窯が明日を生きる力くれる
見た目はパーフェクト。
夕日に照らされたローストビーフが美しい。過去最高の期待感。
もちろん、中が赤くレアのローストビーフを作りたかった。
しかし、蝿が渦巻くブッチャーで売られているルワンダの牛肉を生のまま食べる勇気はない。
見た目は、ローストビーフというより、ローストポーク。
BBQで初めて牛肉を焼いて食べたときの記憶がフラッシュバックする。
やはり、煮ないかぎり、硬くて匂うのだろうか。
意を決して、一切れ口へ運ぶと……。
うっ、うまいっ!!
硬くないし、臭わない。
脂はないが、これぞ肉を食らっているという野生的な食べ応え。そして、にんにくとローズマリーが全力バックアップ。
これは間違いなく旨い。ついに、たどり着いた。
塩味が強すぎたのも、パン合わさり結果オーライでぜんぶ旨い。
遠赤外線バンザイ。
初めてBBQをしたとき、あれだけ不味かった肉がここまで美味しくなるとは。
ルワンダにいる間は、煮込んだ牛肉しか食べれないと覚悟していた。
ところが、焼くという方法で、柔らかく臭みもなく仕上げられるピザ窯は有能すぎる。
ルワンダでどんなに「外国人!」「ニーハオ!」とバカにされても、もう大丈夫。
うちにはピザ窯があるから。ピザ窯が明日を生きる力をくれる。
今までのキャンプ飯の中ではいちばんだった。
しかし、これがあなたのるわきゃん最強飯ですか? と問われた時に「YEGO(はい!)」と自信を持って答えれるかと言われると、そうではない。
最高のるわきゃん飯をつくる旅路は、まだまだ始まったばかりである。
第4回、東アフリカに無敵艦隊あらわる。
最後まで読んでいただき、ありがとうがざいます!!
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