ありがとうファイザーさん|261日目〜267日目|page.39

 

たらふく鶏肉を食べ、昼から温泉に浸かり、充電はバッチリ。

 

成田に舞い戻り、再度ホテル生活がスタート。そして一時帰国最大のミッションであるワクチンを接種に。

 

もしかしたらファイザー製のワクチンの副反応は、幸福な夢を見せることなのかもしれない。

家族と最後の晩餐

何を食べに行きたいか聞かれて、焼き鳥と即答。

なぜなら、ルワンダで鶏肉は高価でめったに食べられないからです。

 

ねぎま、せせり、ぼんじり、ねぎま、ねぎま、ねぎま。

やわらかくて油がのっていて、最高に旨い。

 

鳥のたたき、厚揚げ、イカの一夜干し、セロリの浅漬け、と何を食べても美味しい。日本の飲食店のレベルは高すぎます。

 

とはいえ、もしここでルワンダの山羊肉のブロシェットが注文できようもんなら、確実に頼みます。

それほどにルワンダの味も恋しくなっているのも事実。

 

この1週間で家族や友達においしいものを食べさせてもらい大満足です。

そんな日本で最後にやり残していた温泉にも入り、心身ともに充分すぎるほど英気は養いました。

あとはルワンダで大暴れするだけです。

再びホテル生活

2回目のワクチンを打つために、再び成田へと戻ってきました。

 

ほんとにホテル暮らしが好き。

 

会社員時代に新しい道の駅の立ち上げに積極的に関わっていたのも、ホテルに長期滞在できるからと言っても過言ではありません。

 

やっぱり、ホテルは最高です。

というのも、実家で過ごした7日間は自堕落極まりなかったのです。

 

毎朝寝坊をかまし、やると決めていたことは見てみぬふり、終日バランスボールの上でグダグダ。

ルワンダでも日本のホテルでも、継続できていた習慣が一瞬で崩壊しました。

 

実家の持つあの魔力はなんなのでしょう。恐ろしい。

滞在者のエネルギーを根こそぎ吸い取る魔法陣でも、母が部屋の掃除よろしく仕掛けているとしか思えません。

 

帰国直後の14日間の隔離期間に、無理してでもやるべきこと終わらせておいて、本当に良かった。

幸福を呼ぶワクチン

この一時帰国の目的は新型コロナワクチンの接種です。

 

けれど、できることなら避けたい。

だって、1回目が痛かったから。黄熱や狂犬病をはじめこれまでに打ったどのワクチンより腕が痛くなったので、もういやです。というより、注射がキライ。

 

しかも2回目は副反応が出る人が少なくないそうで、40℃近い高熱が出たやら1週間ダウンしたやらのウワサを耳にします。

なおさら、受けたくありません。

 

ところが、朗報が。

どうやら大石家は大丈夫そう。

 

すでに打ち終わった家族の話を聞くと、母と長女は1日だけ微熱が出ただけで、父と次女は無傷だったと言うのです。

うちの家系は、そこまで副反応がないことが期待できます。

 

結果は、期待通り。

副反応はほとんどなく、かえって元気になった気さえしました。注射した腕に多少の違和感がある程度。

 

いつもと違うことがあったとしたら、とても幸せな夢を見たことでした。

 

高校生の頃に好きだった人、協力隊の合宿で想いを寄せていた人、いま気になっている人と、各時代に好意のあった女性たちと青空の下でランチする夢を見たのです。

7、8人の女子に囲まれながら食事をするというハーレム。まさに夢のまた夢。

 

これまで夢にうなされて叩き起こされることはあっても、幸せすぎて目を覚ましたことはありませんでした。

起きたときに、胸元が温かくなっているのを感じたのは生まれて初めてです。

 

コロナワクチンには、頭の中がお花畑になるという副反応があるのかもしれません。

とにかく、ありがとうファイザーさん。

 

来週の今頃は、食の自由も水もないルワンダで悪夢を見ていることでしょう。

 

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