【今週の1冊】DIE WITH ZERO|ビル・パーキンス

 

久しぶりの書籍紹介です!

今週の1冊は、ビル・パーキンス著『DIE WITH ZEROです。

 

どこかで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

ビジネス系ユーチューバーの方や要約系ユーチューバーの方が、こぞって紹介していました。

 

ぼくもはじめは「ふーん、そんなにいい本なんだ」くらいにしか思っていませんでした。

ところが、実際に読んでみて、納得。これは人に紹介したくなるわ。

 

というわけで、今回は『DIE WITH ZERO』の超個人的まとめをしていきます。

あなたの人生観を変え、あなたの人生そのものを変革しうる可能性に満ちた一冊です。

 

今しかできないことに金を使え

貯金はしていますか?

ほとんどに日本人は、額の大なり小なり「イエス」と答えるのではないでしょうか。

 

雀の涙ほどしかありませんが、ぼくも貯金をしています。その理由は、漠然と老後のため。リタイアしたら、生まれる時間で色々したいなと思って。

つまり、なんとなくで毎月貯金していました。

 

しかし、金の価値を最大限に引き出せるタイミングがあると言うのです。

 

たとえば、マチュピチュに行きたいという一つの夢があるとします。

時間も金もあるはずのリタイア後に行こうなど、先を送りしていませんでしょうか。

 

65歳で引退したとします。その年齢の時に、何十時間も飛行機を乗り継ぎ、現地に着いたら、何時間もバスに揺られ、何時間も歩いてマチュピチュへと向かう。

そんな体力や気力があるでしょうか。もちろん、不可能ではありません。けれど、20代や30代と比べたら確実に衰えているはずです。

 

たしかに老後への備えは必要だと思います。ただ、必要以上に貯金をする必要はないのです。

 

現実的に出来るかどうかは一度置いておいて、考え方として「喜びを先送りするな、今しかできないことに金を使え」。

これをインプットしておいて損はないはずです。

人生で一番大切なことは思い出づくり

これが本書の最も伝えたいことです。

納得、の一言です。

 

思い出づくり=経験に金を使え、ということです。

年老いて身体が弱って思うように行動できなくなっても、思い出には浸ることはできると、ビルは言います。

 

死の間際に金がたくさんあっても価値はありません。

でも、思い出がたくさんあることの価値は計り知れません。思い出を再体験し、幸せな人生だったなと安らかに旅立つことができるでしょう。

 

そして、その思い出をつくるなら、若いうちに経験に金を使いなさい、ということ。

というのも、経験には配当があるからなのです。経験したその時だけでなく、後から思い出す経験もできるのです。

 

こんな経験はないでしょうか。

学生時代なけなしの金で仲間と旅行に行ったことを思い出して、楽しかったなあと多幸感に浸る。自分ひとりだけでなく、再開したその仲間と旅行について思い出話をする。などと一つの経験から生み出される副次的効果は多岐にわたるのです。

 

なので、人生の出来る限り早い段階で経験に投資をすべきなのだ。

そうすれば、年齢を重ねるほどに驚くほど多くのリターンを得られるのです。

大胆にリスクを取れ

今しかできないことに金を使え。早い段階で経験に投資しろ。

それがいかに人生を豊かにするか、それは痛いほどよく理解できました。

 

あとは、実際に行動を移すだけです。

ところが、その行動が怖いものです。殊、金を使いチャレンジすることは、大なり小なりリスクを伴います。

 

しかし、ひとつ言えることがあります。

それは、年を取るほどリスクは増加し、年を取るほどリターンは減少する、ということ。

 

年齢を重ねるにつれ、パートナーや子どもと守るべき存在が増えていきます。そして、段々と身動きが取りづらくなっていくのです。

その結果、リタイアしてから挑戦しようと考えてしまいがちです。

 

ですが、「今しかできないことに金を使え」の項目で記したように、老後に残された時間なんて限られています。

かつ、そこで得た利益を享受できる時間も限られています。

 

つまりは、行動を取らないことこそが、リスクなのです。

 

リスクを取るのは、人生の早い段階がいいのです。もっと言えば1日でも早い方がいいのです。

たとえ失敗に終わっても、挽回する時間が1日でも長くなるから。

 

リスクを取るのは怖いです。

けれど、それで何もせずにいて、失うものの方が圧倒的に大きいのです。何よりも失っていることにすら気づけないという恐ろしさもはらんでいるのです。

 

とかく、行動あるのみです。

行動の結末がどうなろうと、それはすべて思い出に変わるのだから。

人生において最も価値があるのは、思い出をつくることなのです。

 

著者であるビルの言葉を引用して締めたいと思います。

「体力や気力が落ち始めるまで、人生を充実させる経験をするのを待つ理由などないはずた。死ぬまでに使い切ることのない金を貯めることばかりに労力を注ぐのではなく、今すぐ人生を最大限に楽しもう」

 

最後にもう一度、『DIE WITH ZERO』が教えてくれたことをまとめます!

 

  • 今しかできないことに金を使え

金には価値を最大限に引き出せるタイミングがあると大切さを教えてくれました。

  • 人生で一番大切なことは思い出づくり

人生の出来る限り早い段階で経験に投資をする大切さを教えてくれました。

  • 大胆にリスクを取れ

人間にとっての最大の恐怖である死を克服する大切さを教えてくれました。

 

いかがだったでしょうか。

ぜひ、『DIE WITH ZERO』を読んでみてください!!

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!

シェアしていただけると嬉しいです!

 

シェアしていただけると嬉しいです!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です