ムラホ!!おおいしです!
今日は、「青年海外協力隊になってよかったこと」をまとめてみました。
ルワンダに飛び立ってから、もう一年が経過しました。
ただ、ルワンダにいた期間は、実質三ヶ月で、日本に十ヶ月です。二年ある活動期間のうち、日本にいた期間の方が長いです。
それでも、青年海外協力隊に挑戦して、ほんとうによかったと思っています。
得られたことがたくさんあります。それを今回は3つにまとめてみました!
【超主観的】青年海外協力隊になってよかった3つのこと
仲間に出会えた
青年海外協力隊に挑戦したことで、志を持った仲間たちと出会えました。
それぞれの国に派遣される前に、山にこもって70日間の訓練を受けます。
普通に生活していたら関わることのない、200人と寝食を共にしました。性別、年齢、職業、経歴、目的、価値観はバラバラです。
「とにかく成長したい」と尊敬の念を抱かせる若者から、「本気で世界を変えたい」と熱く国際協力を志す青年、「人生挑戦してなんぼや」と楽しく生きる人生の先輩と、個性的な人たちで溢れています。
そんな彼らと過ごした日々、そしてそのつながりは、かけがえのない財産になりました。
生きる舞台が日本から地球へ
アフリカという今まで訪れたことのない地域にいくことで、文字通り世界が広がりました。
たとえば、将来のことを考えるときに、アフリカも選択肢になりました。これは一度もアフリカで生活をしたことがなければ、ぜったいにあり得ませんでした。
世界において環境で見れば、アフリカが最も過酷です。
実際に、水は使えませんでし、マラリアに罹患する恐怖とも闘っていました。
それでも、生きていけました。
このアフリカで暮らせたという経験は、地球のどこでも暮らせるという感覚を生みました。
アフリカは日本と比べたら、不便千万。
娯楽なんかもありませんし、大袈裟に言えば食事はイモ一択。
選べるほどのモノ・コトはありません。
でも、ないなりに、あるものでどうにかなります。
むしろ、日本にいるときよりも幸せでした。
日本だろうと、世界のどこだろうと、楽しいも幸せもつくれるのです。
大切なのは環境ではなく、自分がどうあるか。生きる舞台が日本から地球に広がりました。
ほんとうにやりたいことが見える
青年海外協力隊は、少し異質です。なぜなら、任期が2年と決まっており、通過点でしかないからです。必然的に、今後について考える必要があります。
青年海外協力隊の立場からだと、冷静に考えることができます。
会社などの組織に属している場合に、自分の将来を考えるというのは、度合いはどうであれ「会社からやめたい」「仕事が大変」といった願望があるはずです。
その状態で考えると、どうしても隣の芝生は青く見えてしまいます。
つまり、盲目的になってしまうのです。
ぼく自身がそうでした。
初めは退社して、大学院で心理学の勉強をするつもりでした。
結局、尊敬する先輩の一言で、まずは青年海外協力隊になり、その後で院に行くことに決めました。
しかし、今改めて考えると、大学院は選択肢にすら入りません。
冷静に考えているつもりだったのですが、「とりあえず別の場所にいきたい」という願望があったのだと思います。
辞めること最優先で、選択肢を狭めてしまっていたのです。
もう一つのポイントが、青年海外協力隊は、企業ではなく、ボランティアです。
なので、利益のためでなく、国際社会のために働きます。
どうしても資本主義の世界で生きていると、組織としても、個人としても、不健康な成長を強制されます。
その枠を飛び出し、ボランティアとして自発的に活動をしながら、考える未来は今までとは違って見えます。
青年海外協力隊という特殊な立場から将来を考えることで、その場しのぎの願望ではない、ほんとうに自分のやりたいことが見えるのです。
最後にもう一度まとめます!
【超主観的】青年海外協力隊で得られた3つのこと
- 仲間に出会えた
- 生きる舞台が日本から地球へ
- ほんとうにやりたいことが見える
もうすぐルワンダに戻れるはずです。今は、そう信じるしかないです。
青年海外協力隊の募集が、5月に始まる予定です。
ぜひ新しい世界へ飛び出してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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