今週から一層厳しい行動制限が敷かれたルワンダ。
閉鎖させられた店舗は売上は立たず、運営できてる店舗も売上は半減と、優しくない状況です。
そんな難しい状況下で、任期を全うした先輩隊員たちが卒業。
活動の報告を聞いて、再度、心に火がつきました。
このままだと後悔する。
そう、強く胸に刻まれました。
新型コロナウイルスがとか、ロックダウンしてるとか、言っていたら、確実に後悔する。
もう、やるしかありません。
ライフル片手に目を光らせる警官
ルワンダにおける新型コロナウイルスの爆発的流行を受け、今週はこれまでより厳しい措置が取られました。
食品や薬の購入および銀行に行く以外の理由での、外出は禁止になりました。
外へ出てみると、そこら中にライフルを携えた警察官たちが目を光らせています。
くわえて、市民警官なのか、蛍光イエローの工事現場のビブスを来た人たちも監視しています。
薬局、銀行、一部のアリメンテーション(ルワンダのコンビニ)、市場の生鮮品売り場、以外は閉鎖。
たしかに、人影は大幅に減っています。
とはいえ、ぼくのイメージしていたロックダウンとは違い、町の中心部は賑わっています。
なので、これまでと比べて大きな変化はなく、生活や活動は続けられています。
唯一、支障が出ているのは、コーペラティブの支援。
コーペラティブは基本すべて閉鎖してしまいました。訪問できない分、今後の打ち出を考える時間に当てるしかありません。
一方、支援しているスモールビジネスは、どこも営業を続けています。
彼らに話を聞いてみると、やはり大きな打撃を受けているようです。炭の専門店は、売上が半分以下になっていました。
少しでも早く制限が解除されることが望まれますが、依然として新規感染者は増加傾向にあります。
今回の措置は7月26日の月曜日までですが、この様子だと延長されるでしょう。さらには、もう一段階厳しい行動制限が出されてもおかしくありません。
ぜったいに後悔したくない
先輩隊員の最終報告会が行われました。
ぼくたちのひとつ前の隊次で、同じような境遇でした。
新型コロナウイルスによって、緊急帰国を余儀なくされ、再赴任してからはわずか4ヶ月しか残されていませんでした。
その難しい状況の中、活動まっとうした先輩隊員たちには、畏敬の念を抱かずにはいられません。
彼らの発表を聞いて、強く思ったことがあります。
このままだと、ぜったいに後悔する。
初めにルワンダにいた3ヶ月では、生活に慣れることに終始して緊急帰国。
そして、再赴任してから4ヶ月経ちましたが、未だ何もできずにいます。
残された時間は、5ヶ月。
このまま行けば、歯を食いしばりながら、日本へ向かう飛行機に乗る姿が容易に想像できます。
やはり新型コロナウイルスを盾に逃げている自分がどこかいます。
してないつもりでいるのですが、仕方ないと逃げている自分がいます。
この状況でよくやっていると、友人は温かい言葉をかけてくれます。その優しさに何度救われたか。
しかし、ここで自分を甘やかしてしまったら、後悔するのは火を見るよりも明らかです。
もう、なにも言い訳にしません。
もう、弱音は吐きません。
もう、自分に負けません。
来週からはギアを上げて、ルワンダで挑戦したいことの準備を進めていきます!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!
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