今回は、JICA海外協力隊(青年海外協力隊)が、持ってくるべきではない持ち物を紹介していきます!
現在、ルワンダにいるぼくが持ってきて、激しく後悔しているものをランキングにしました。
タイムリープして、あの時の自分に伝えたい。
これで活動はかどるわ、と勘違いしていた自分に伝えたいのです。ぜったいに使わないから、それだけは買うなと。
JICA海外協力隊ぜったいに持ってきてはいけない持ち物TOP5
第5位 大量の薬
第5位は、大量の薬。
薬自体は、必ず持ってくるべきです。
ただ、不安に駆られて、必要以上に持ってくべきではないと思います。薬も2年分となると、準備する費用もばかになりません。
お金やスーツケースに余裕があるのなら、多めに詰めてもいいかもしれません。
ぼくは任期の4分の1(6ヶ月)以上が経ちましたが、いまだに1度も使っていません。たとえ2年あっても、この量はつかいません。
・整腸剤×3箱(ビオフェルミン、ザ・ガードコーワ)
・解熱剤(バファリン)
・ステロイド軟膏×2箱(マツモトキヨシブランド)
・酔い止め×2箱(アネロンニスキャップ)
・葛根湯
・のどぬーるスプレー
・目薬
(・手ピカジェル×2)
(・リップクリーム×3)
(・絆創膏)
とはいえ、自分の身体のことなので、必要なものは持ってきてください。
ぼくは酔い止めだけは、大量に買い込んでよかったと今でも思っています。笑
あとは、食中毒等になった際に、脱水症状を防ぐために経口補水液の粉は必須です。(おすすめの経口補水液の粉)
運動、食事、睡眠に気をつかい、健康を保つことに力を注いだ方が圧倒的に良いと思います。
第4位 外付けハードディスク
未だに日本の空気を抱えたまま、スーツケースの奥底に眠っています。
先輩隊員のあった方がいいと言う意見を聞いて、何も考えずにヨドバシカメラに駆け込みました。
「たしかに写真とかたくさんとるだろうし、あった方がいいよな」と、なんとなく買ったのを覚えています。
たしか1万円くらいした気がします。1度も使っていません。
あの1万円があったら、大量のパスタソースをアフリカに召喚できるにと、なんど素のパスタをすすったことか。
今の時代、クラウドサービスが充実しています。
Googleなら、「Googleドライブ」や「Googleフォト」。Appleなら、「iCloud Drive」。Microsoftなら、「OneDrive」。
Googleなら無料で、15GBまでつかえます。課金すれば年間おおよそ2000円で、100GBまで容量を増やすことができます。
ハードディスクとクラウドサービスどちらの方がいいかなんて、自分のアタマですこしでも考えていれば、すぐに分かることでした。
反対にUSBフラッシュは、重宝しています。
インターネットが遅くてデータの共有が面倒だったり、街の印刷屋に行かないとプリントできなかったり。
そこで活躍するのが、USBフラッシュ。圧倒的にやりとりが楽になります。(愛用しているUSBフラッシュ)
インターネットの状況があまりにも悪くて、クラウドサービスが使えない環境なら、ハードディスクも検討する価値はありです。
第3位 お土産
お土産は気持ち。
買わなきゃいけないものではないのです。
ぼくは買わなきゃいけない、お土産を渡さないと活動がうまくいかないぐらいまで、思い込んでいました。
ところが、実際に任地で活動が始まると、まったくそんなことはありません。
お土産として持ってきた折り紙は、スーツケースでハードディスクと添い寝。せんべいやチョコレートは、ぼくの胃袋へと消えていきました。
結局、渡したのはホームステイ先とカウンターパートだけです。
明確にこの人に渡すというのがなければ、無理に買う必要はないのかなと思います。
もし、日本人へのお土産をお探しなら、パスタソースが激推しです。(おすすめのパスタソース)
第2位 紙の本
紙の本は、協力隊の持ち物として相性が悪すぎます。
重いし、かさばるし、そもそも2年分持っていくことは不可能です。
しかし、勉強するぞと意気込んでいたぼくは、スーツケースの4分の1は本で埋めました。
なんなら紙の本を持っていくために、コンタクトや日本食といった強豪校でスタメンを張れる実力者たちを極限まで削りました。
結果、数ヶ月でKindleでいいじゃん状態に。
それまでは食わず嫌いで、電子書籍を使わずにきました。
ところが慣れてしまえば、こんなに便利なものはない。墓場まで持っていくことを誓いました。(全協力隊員必須のKindle)
ただ、Kindleにない本もあります。また、デザインの本など紙の方がいいものあります。
なので、基本は電子書籍にして、それが難しい本だけは持ってくるようにしましょう。
第1位 カメラ類
時をかけたい。
渡航前にタイムリープできると信じ、ルワンダの丘を全力で下る。だが、いっこうに時は戻らない。
そんな第1位は、カメラです。
貯金をはたいて買ったGoProとデジカメに保存されている写真は、たった数枚。
それも、はじめての1ヶ月で撮ったもの。
もちろん、ムービーを作るとか、活動で使うとか、目的があるなら止めません。
しかし、2年もあるしとか、アフリカに行くんだしとか、せっかくだから買っとこうかなぐらいの人は、考え直してください。
初めの数ヶ月で、使わなくなるのがオチです。
まず、途上国でカメラを手にしていると、とても目立ちます。それに警戒されます。
そして、盗まれないように、壊れないようにと、気をつけるのも面倒です。
なにより、スマートフォンのカメラで十分です。
よっぽど写真が好きで、どうしてもカメラじゃないとイヤだという人以外は、スマホで問題ありません。
GoProなんて、もろもろ揃えて10万円近くかかった覚えがあります。
薬やハードディスクなんかとは、金額が違いすぎます。
カメラ類は、買おうか悩んでいるくらいなら、やめた方がいいというがぼくの意見です。
最後にもう一度まとめます!
青年海外協力隊がぜったいに持ってきてはいけない持ち物TOP5
- 第1位:カメラ類
- 第2位:紙の本
- 第3位:お土産
- 第4位:外付けハードディスク
- 第5位:大量の薬
反対に、これはぜったいに持ってきた方が良いものもランキングで紹介しています!ぜひ、参考にしてみてください。
また、「何を持って行けばいいんだろう?」とお悩みの方には、こちらも読んでみてください!
実際にぼくが持ってきたものを、すべて写真とともに公開しています。記事の最後には、持ち物リストも載せています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!
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