お客様は神様じゃない

 

お客様は神様はおかしい。

 

神様までいかないにしても、日本はあまりにもお客様、消費者が強すぎる。

店舗や店員は、その神と冠する悪魔によって疲弊する。

 

今思えば、ぼくは大学4年間カフェで働き、社会人になってからも道の駅で3年半働いた。
計7年以上も接客業をしてきたことになる。

 

ルワンダにきて思うのは、やはり日本のお客様は神様理論はおかしいということ。

 

客と店員という立場以前に、同じ人間である。

なのに、店員さんをぞんざいに扱う客がいる。何様なのだ。

 

しかし、会社や店舗としては、そういうモンスターカスタマーに対しても、感情を押し殺して、笑顔で頭を下げるしかないのだ。

そして、それを求められる。

 

ところが、ルワンダは違う。

 

店の前で客を待たせていようが、早朝にランニングをした後は家で休憩をして、疲れをとってから店を開ける。

これが正常だなと、しみじみ思った。

 

こんなことはよくある。

どこの店も、オーナーの都合で空いていたり、閉まっていたり、商品を仕入れり仕入れなかったりと、自由である。

それで売上が立たなくて困るのはオーナーたちで、自己責任なのだから別にそれでいいと思う。

 

それに対して、なんで開いてないんだよ。なんで仕入れてないんだよ。とクレームをつける方がナンセンスである。

 

別の店に行けばいいだけの話である。

どこで買うかも、どこで食べるかも、本来、自己責任で客が選んでいるはずだ。

待つのが嫌なら、帰ればいいし、別の店で買えばいいだけである。

 

実際、ルワンダの客たちは、値段や何か気に入らないことがあれば、容赦なく別の店に行く。

 

つまり、客と店が対等なのである。

こっち方が健全だと思う。

 

だって、客と店員である前に、ぼくたちは同じ人間であり対等なのだから。

 

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