どんなに苦しくても、どんなに辛くても、生きていく。
絶望感を味わっても、無力感に包まれも、それでも生きていく。
12年前から魂を込めて応援し続けているサッカーのクラブがあります。
毎週、ピッチに立つ選手たちと、一緒になってテレビ画面の前で闘っています。
点を取れば、部屋中を走り回り、飛び跳ね、叫びます。
点を許せば、床を叩き、頭を抱え、うずくまります。
勝てば、一週間、有頂天になり、負ければ、一週間、腐ります。
文字どうり人生をかけて応援しています。
今朝も、そんな大好きなクラブの試合がありました。
結果は、敗戦。
今こうしてパソコンを開くのすら辛いです。
すべてを投げ出したくなる。もう何もしたくない。悔しいし、苦しい。
ただ、いちばん悔しいのは、選手や監督たちです。
また、三日後には試合があります。下を向いている暇なんてない。
どんなに悔しくても、投げ出したくなっても、顔を上げて次の試合に臨まなければならない。
ぼくは、このとき人生を感じます。
どんなに苦しくても、どんなに辛くても、生きていく。
前を向いて、生きていくしかない。
苦しくてもいい、辛くてもいい、それでも生きていく。
力の差を見せつけられ、コテンパンにされることもあります。
ときには、不運や理不尽な負けもあります。
受け入れ難い現実でも、たとえすぐに受け入れられなくても、前を向いて生きていくしかない。
どんなに打ちひしがれようと、生きていくしかない。
もちろん、勝つことだってあります。
そのときには、無上の喜びを感じ、生気が溢れ出し、身体中を満たします。
勝つこともあれば、負けることもある。
楽しいことも嬉しいこともあれば、時に、苦しいことも悲しいこともある。それでも、ぼくたちは生きていく。それしかないんだ。
だから、面白いし、だから、生きるに値する。
そんな力強いメッセージを受け取った今朝の敗戦でした。
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