今回は、SDGsの取組事例を紹介します!
このパート3では、SDGsの17の目標のうち「ゴール12:つくる責任つかう責任」から「ゴール17:パートナーシップで目標を達成しよう」までの事例をまとめています!
【Goal12-Goal17】SDGsの取組事例
Goal12 株式会社ケイウノ
持続可能な消費・生産形態を確実にする
株式会社ケイウノのゴール12への取り組み事例を紹介します。
ケイウノでは、できるだけ廃棄をなくし、未来につながる活動を推進しています。
ジュエリーの原型をつくるためのロウ素材の端材を再生して、学生に寄贈しています。
また、研究開発や製品作成の際に出る革などの端材も提供しています。
今まで廃棄していたモノを再利用するだけでなく、学生に提供してクリエイターの育成の支援までしており、SDGsゴール4(質の高い教育をみんなに)にも大きく貢献しています。
Goal13 佐川急便株式会社
気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を実施する
佐川急便株式会社のゴール13への取り組み事例を紹介します。
佐川急便は、社会課題の解決に積極的に取り組んでいます。
貨物や旅客の輸送を一緒に行う「貨客混載」では、鉄道の輸送余力を活用して、トラック輸送と比べて約45%のCO2削減を実現しています。
また、トラックから鉄道や船舶、台車や自転車など環境負荷の少ない手段に転換する「モーダルシフト」でも、二酸化炭素の削減で成果を出しています。
佐川急便は、気候変動への対策を実施するとともに、他にも女性や高齢者にも活躍する機会を提供しています。
「経済開発」「社会的包摂」「環境保護」という持続可能な開発において重要な3つの要素を共存させている模範例といえます。
Goal14 シャボン玉石けん株式会社
持続可能な開発のために、海洋や海洋資源を保全し持続可能な形で利用する
シャボン玉石けん株式会社のゴール14への取り組み事例を紹介します。
シャボン玉石けんは、人にも環境にも優しい無添加の石けんをつくっています。
家庭から海や川に排水が流れでます。分解されにくい合成洗剤に対して、石けんは無害な石けんカスに分解され、微生物や魚の栄養源になっています。
他にも、環境問題への理解を深める講演会をおこなったり、人気商品の売上の一部を人や環境を支援するために寄付しています。
「無添加の石けん」という、環境にやさしい商品を通じて多角的にSDGsの達成に取り組んでいます。
Goal15 株式会社イムラ封筒
陸の生態系を保護・回復するとともに持続可能な利用を促進し、持続可能な森林管理を行い、砂漠化を食い止め、土地劣化を阻止・回復し、生物多様性の損失を止める
株式会社イムラ封筒のゴール15への取り組み事例を紹介します。
イムラ封筒では、産地が不明確な輸入パルプではなく、間伐材由来の国内パルプを使用するよう努めています。
(間伐材:森林の成長過程で密集化する立木を間引く過程で発生する木材)
間伐材を利用することで、生物多様性の保護や森林荒廃の防止への効果が期待できます。
また、植林活動や生物多様性を保全する活動にも参加しています。
環境への負荷の少ない原料の利用や工場をかまえる地域の活動への参加と、地球規模でも、地域規模でも、陸の豊かさを守ることに貢献しています。
Goal16 公益財団法人ガールスカウト日本連盟
持続可能な開発のための平和でだれもを受け入れる社会を促進し、すべての人々が司法を利用できるようにし、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任がありだれも排除しないしくみを構築する
公益社団法人ガールスカウト日本連盟のゴール16への取り組み事例を紹介します。
ガールスカウト日本連盟では、世界150カ国と地域のガールスカウトとともに「少女に対する暴力をなくす」キャンペーンを展開しています。
デートDVに関する理解を深めるオンラインプログラムを実施するなど、少女や若い女性自身が「力をつける」ことで、差別や暴力から身を守れるよう教育に取り組んでいます。
子どもたちへの教育を通して、今だけでなく未来においてSDGsに貢献する女性たちを送り出しています。
Goal17 一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク
実施手段を強化し、「持続可能な開発のためのグローバル・パートナーシップ」を活性化する
一般社団法人SDGs市民社会ネットワークのゴール17への取り組み事例を紹介します。
SDGsジャパンは、「誰ひとり取り残さない」というSDGsの理念のもと、市民社会の立場から、民間企業や自治体、国際機関、政府と連携し、SDGs達成のために取り組んでいます。
政府が設置したSDGs推進円卓会議への参加、自治体や地域NGOへのSDGsに関するコンサルティング、情報発信やイベントの機会の提供などを活動の柱にしています。
SDGsジャパンは、政策に反映されにくい市民の声を、政策に結びつけ「誰ひとり取り残さない」持続可能な社会の実現に貢献しています。
「誰ひとり取り残さない(No one will be left behind)」という共通理念のもと、行政機関も自治体も、企業もNGO/NPOも教育機関も、SDGsの17の目標を達成すべく取り組んでいるのです。
よりよい未来を目指すための全人類の共通目標、それが「SDGs」なのです。ぼくたち個人も例外ではないのです。
SDGsの取組事例パート1では、「ゴール1」から「ゴール5」までの事例をまとめています。
SDGsの取組事例パート2では、「ゴール6」から「ゴール11」までの事例をまとめています。
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