この無気力が帰国ブルーなのか、なんなのか分からないけれど、協力隊人生でもっとも沈んでいた1週間。
12月に入ってから、ずっと低空飛行だった。とくに今週は、もうほとんど地面に着いていた。
そんな墜落寸前のぼくを他所に、最後の大仕事はやってくる。
東部県で開催されるEXPOまで1ヶ月を切っている。
ルワンダでのラストを全力で走り切るために、早いとこ浮上しないと。
最後の大仕事
我がルワマガナで開催されるEXPOが、協力隊最後の活動になりそうです。
来年7日から18日の12日間で、東部県EXPOの開催が決まりました。
活動の締めくくりに2、3日ほど出店しようと思っていました。
ところが、数日間だけで出店できるなんて大違い。なんと開催期間である12日間すべて出ないといけないらしいのです。
ここまで来て出ないという選択肢はないので、強制プレイで12日間の出店することになりました。
今のところ、同期隊員とのあんこチャパティの販売と後輩隊員による水の啓発運動、の2つは取り行うことが決まっています。
ですが、残りの半数以上の日程はまだ未定。
以前から計画していた縁日をやるにしても、2、3日が限度です。なので、あと一つか二つは企画を考えないとなりません。
そこで、レストランなどのお店を持っているルワンダ人の友達にお願いして、出店してもらう作戦に。
しかし、さっそくこの作戦は頓挫します。
急遽、課のダイレクターから、郡庁で出すブースに最低でも10の店を連れてきて欲しいとの依頼が入ったのです。
なんということでしょう。ぼくの友人たちは郡庁ブースに紹介することになりそうです。
自分のブースでも何をやるか決まっていないのに、郡庁のブースのために10店舗もリーシングするなんて……。
来週からは、自分のブースの準備を進めつつ、郡庁ブースのリーシングをしなくてはなりません。
これは慌ただしくなりそうな予感がします。
大好評のわなげ
かねてより日本の祭りをやりたいと企てていました。
そして、EXPOで実現しそうです。ですが、祭りといっても、何がいいか模索しています。
以前、近所の子どもたちに「ひもくじ」を試してみた結果はイマイチでした。
子どもたちの反応はとても良く楽しんでくれたのですが、オペレーションが大変。ルールが伝わりにくいのと、景品やヒモのセッティングが難しく、現実的ではありませんでした。
そこで今回試したのが、「わなげ」。
これは試す前から自信がありました。とっても分かりやすいし、こちら側の準備もカンタン。そんな訳で、近所の子どもたちに遊んでもらいました。
わなげは、予想通り大成功。
ルールも一発で伝わり、子どもたちも大いに楽しんでくれました。
前回のひもくじは入れ食い状態になってしまったのに、子どもがどんどん増えても、ピンクシートのおかげか誰もお菓子を横から取ろうとしません。
みなしっかり順番を守ってくれるのです。
問題があるとすれば、お菓子取れない可能性があること。
もちろん、ゲームなので仕方ないのですが、何も取れないのはあまりに可哀想です。
まあ、それは仕方ないのかな……。
あともう一つか二つゲームを用意する予定です!
協力隊史上もっとも落ちてた週
EXPOが決まった最中、だいぶ沈んでいました。
もしかすると、一時帰国の含めて2年あった協力隊人生でもっともキツかったかもしれません。
明確な理由はないのですが、謎の無気力状態に。
考えられるとすると、とくに何も出来てないのに活動がひと段落したこと。
支援先でのワークショップをひと通り終え、経営の教科書やガイドブックも完成し、やるべき仕事がほとんどなくなってしまいました。
くわえて、進むべき方向を失ったこと。
協力隊後の進路はだいぶ前から決めていたのに、リアルにその時が差し迫ってきて、決意が大きく揺らぎ始めたのです。
完全に帰国ブルー。
そんなものがあるのか知りませんが。
早いこと帰国後どうするかを決めてしまえば、今に全力を注げるのですが、いかんせん迷走しまくってます。
この状態を脱しないと、残り少ないルワンダでの日々に身が入りません。
とかく年内に結論を出すべく、もがきます!
そして、年明けからは晴れ晴れとした気持ちで、協力隊人生のラストを思いっきり楽しもうと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!
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