ムラホ!!おおいしです!
今週の1冊は、北野唯我さんの『このまま今の会社にいてもいいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法』です!
このまま今の会社にいてもいいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法
「職業人生の設計」の専門家として活躍する北野唯我さんの代表作です。
転職に必要な思考法をストーリー形式で授けてくれます。主人公が「このまま今の会社にいてもいいのか?」と思ったところから物語は始まります。
主人公が転職するまでの道のりを疑似体験することで、自分の市場価値の測り方や転職先の見極め方といった考え方を学ぶことができるようになっています。
『このまま今の会社にいてもいいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法』の3つのポイント
『このまま今の会社にいてもいいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法』のポイントは以下の3つです。
- ストーリー形式でわかりやすい
- 一生使える思考法を習得できる
- 自分を見つめ直すキッカケになる
1つ目のポイントは、ストーリー形式になっていることです。
主人公が転職しようと奮闘する物語になっています。転職を決意して実際に動き出すと出てくる不安や葛藤が描かれており、主人公と一緒になって考えながら「転職の思考法」を身につけていけるのです。
ただ「仲間は大切だ」と言われるより、ONEPIECEでルフィたちに「仲間は大切だ」と言われるほうが響きますよね。ストーリー形式になっているので、わかりやすいし、言葉の重みが違うのです。
2つ目のポイントは、一生使えるという点です。
それは単なる情報ではなく、普遍的な思考法だからなのです。転職する際の考え方、もっと言えば仕事や人生についての考え方を学ぶことができます。
たとえば、「自分の市場価値」についての話があります。この手の話は、学校や会社では決して教えてくれませんが、自分の人生を自由に生きるために不可欠な視点です。
転職後も、たとえ転職しなかったとしても、今後も働いていくうえで有益なのです。
3つ目のポイントは、本当の自分を見つめ直せることです。
働いていると、忙しさにかまけて自分自身との対話を疎かにしてしまいます。就活のときにした自己分析だけでは、十分ではありません。自分が本当に何を望んでいるかは、働き初めてわかることが多いです。
転職しようと切羽詰まって、初めて仕事や人生と向き合うのではなく、常に仕事や人生への自分の考え方を持つように努める必要があるのです。
一度足を止めて、真剣に自分と対話する機会をつくってみてください。
もう一度、『このまま今の会社にいてもいいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法』のポイントをおさらいします。
- ストーリー形式でわかりやすい
- 一生使える思考法を習得できる
- 自分を見つめ直すキッカケになる
以上の3点です!
全ての働き手に捧ぐ
別に転職する気がなくても、転職という選択肢を持っておくだけで、気持ちの面で余裕ができます。転職という選択を持ち、いつでも転職できるように今の会社で自分自身を高めることも可能になります。
これからの時代は、ますます「個」が重要になってきます。
『このまま今の会社にいてもいいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法』には、転職先やエージェントの見極め方も書かれており、大変勉強になります。
しかし、何よりも大切なのは「考え方」です。どんな敵が現れようと、どんな時代になろうと、自分に生き抜いていけるだけの力があれば怖くありません。その「思考法」を手にすることができる一冊なのです。
働くすべての人に読んでほしい本です。一度読んでおいて損はないです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!
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