ムラホ!!おおいしです!
1994年にルワンダで起きた、ジェノサイドについて解説していきまます!
【日本一詳しい】ルワンダジェノサイド
ルワンダと聞くと、ジェノサイドがあった国という記憶がある方が多いようです。
ジェノサイドがあったのが1994年で、20数年前と歴史的な事件としては、まだ記憶に新しいです。
他にも歴史の授業で習った記憶がある方もいると思います。
いずれにしても、「残忍なジェノサイドがアフリカで起こった」「民族同士の対立で多数派が少数派を虐殺した」という認識だと思います。そして、メディアや学校でも、そういった伝え方をしています。
しかし、ルワンダで起こったジェノサイドは、そんな表面的な問題ではないのです。
実は、ルワンダが誕生して以来、500年も前から、火種はありました。
そして、その火種は消すことができたかもしれません。ところが、その火種は消えることなく燃え上がり、わずか100日間で、100万人以上の方が命を奪われる凄惨な事件が起こってしまったのです。
ルワンダで起こったジェノサイドを本質的に理解するためには、1994年だけを見ても何も見えません。その背景を学ぶ必要があります。
ルワンダが建国された15世紀まで遡り、植民地支配、独立、共和制、内戦からジェノサイドへという歴史の流れを知ることで、ようやく1994年にルワンダで何が起こっていたのかを理解することができます。
そのルワンダの歴史を4つのパートに分けて、解説していきます!!
ルワンダジェノサイド 第1部
第1部では、ルワンダの誕生から様々な政党が結成され国内の緊張が高まっていくまでを解説していきます。
「ツチ」と「フツ」というエスニシティは、どのように形成されたいったのか。
ジェノサイドにおいて重要な「政党」は、どう結成されていったのか。
この点を明らかにしていきます!
ルワンダジェノサイド 第2部
第2部では、ツチとフツの間で起こった最初の暴力である万聖節の騒乱からルワンダの独立までを解説していきます。
万聖節の騒乱は、ルワンダにどんな影響を与えたのか。
ルワンダが独立を果たす過程で、ベルギーはどのような対応をとったのか。
この点を明らかにしていきます!
ルワンダジェノサイド 第3部
第3部では、不安定なまま始まった共和制のルワンダからジェノサイドが起こる直前までを解説していきます。
共和制のルワンダは、どのような政治をしていたのか。
内戦が始まり、どうジェノサイドへと向かっていったのか。
この点を明らかにしていきます!
ルワンダジェノサイド 第4部
第4部では、ジェノサイドが発生してからその後のルワンダまでを解説していきます。
ルワンダのジェノサイドにはどのような特徴があったのか。
ジェノサイド後のルワンダはどうなったのか。
この点を明らかにしていきます!
鶴田綾(2018)ジェノサイド再考 歴史のなかのルワンダ 名古屋大学出版会
この鶴田綾さんの『ジェノサイド再考』をかなり参考にさせていただいております。誠にありがとうございました!
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