ムラホ!!おおいしです!
ついに、ルワンダに帰っていきました!
ちょうど1年ぶりです。まだ実感がありません。夢の中にいるようです。
これから残りの9ヶ月間、ルワンダや青年海外協力隊のことをレポートしていきます!!
さようならニッポン
日本を出国前に、成田山新勝寺にお参りし、うなぎを食べる。
これで、ルワンダへ行く準備は万端です。
しかし、最後に一つだけ、やらなければならないことがあります。
そう、PCR検査です。
ルワンダに入国するために、コロナウイルスの陰性証明が必要だからです。
1年ぶりにルワンダ隊のメンバーと再会し、成田空港のPCR検査センターに向かいます。メンバーとの邂逅は、時空を超えてきたような感覚です。
感動も束の間、PCR検査では綿棒の3倍くらいの長さの棒を鼻から奥深くまで、差し込まれます。
再び仲間たちと集た喜びを、一蹴する激痛が走りました。
このPCR検査が最初にして最大の難関です。
もしここで、陽性反応が出てしまったら、また渡航が延期になってしまうのです。
陰性であることを祈りながら、空港で待機。
結果が出るまで、閑散とした空港をうろうろと、4時間。
結果は、陰性。
今回、ルワンダに戻る隊員8人全員、無事陰性でした。ほんとうによかった。
ところが、まだ安心できません。ルワンダに到着したら、またしてもPCR検査を突破しなくてはならないのです。
過酷な空路
日本の成田空港を発ち、韓国、エチオピア、ブルンジを経由して、ルワンダへと向かいます。
移動時間は、おおよそ24時間です。長時間のフライトはきついです。
初めの経由地、韓国の仁川空港では、手荷物と体調のチェックをされ、再度、飛行機に乗り込みます。ここから過酷な12時間フライトの始まりです。
コロナ渦ということもあり、空港同様に飛行機もがらがらで、7割は空席です。シートをぜいたくに3席使って、横になって夢路をたどれるほど。
さすがに12時間熟睡というわけにはいきませんでしたが、目を覚ましたときには、エチオピアの上空でした。
エチオピアのアディスアベバ空港に降り立つと、アフリカ各地へのハブ空港だけあって、活気であふれていました。
日本の成田空港とは違い、レストランやカフェ、お土産屋や売店も開いています。
とくに目を引いたのが、エチオピアコーヒーの露天。
ツボみたいな容器でコーヒーを熱し、小さな湯呑みに注ぎます。これが、なかなかのお味なのです。
かなり濃いめで酸味はなく、ほのかにエキゾチックな香りがあり、飲みやすかったです。
ルワンダへのフライトまで、待ち時間が4時間もあったのですが、退屈せず過ごせました。
帰ってきました、ルワンダ
飛行機からルワンダの大地に降りると、じめっとした空気が体にまとわりついてきます。
ルワンダから熱く抱きしめられるような錯覚に感激です。
入国審査を済ませ、二度目のPCR検査。
今回は、口から喉に棒を差し込まれ、ルワンダに帰還早々、あやうく吐きそうになりました。
空港の外に出ることなく、そのまま指定のホテルに直行し、検査結果が出るまで待機します。
ホテルはとても清潔で、ブラウン管テレビや冷蔵庫、扇風機もありました。
さらに、シャワーは温水が出るのです。有り難い限りです。
また、部屋のテラスから見える眺望は素晴らしく、大満足のホテルでした。
検査結果が出るまで、食事も部屋でとります。
アルミの弁当箱に、じゃがいも、米、草、鶏肉がギチギチに詰められ、ソースがかけれられています。味は美味しいのですが、すでに飽きて来ています。
朝は、オムレツと食パン、そしてフルーツ。
やっぱりフルーツは美味しい。とくに、バナナ。この小さいバナナが美味しいんです。
日本で食べるバナナと何が違うのかと聞かれると答えに困るのですが、確かにルワンダのバナナは美味しいんです。
ルワンダで受けたPCR検査も、無事に陰性。
豪華なホテルを後にし、ルワンダの協力隊員御用達のゲストハウスに移りました。
来週は、ウィズコロナでの活動についての説明や外務省への挨拶、任地に向けての買い物と、準備を進めていく予定です。
すでに1年も待ったかいがありました。
現地に来てみると、「やってやるぞ」という気持ちが沸々と出てきました。
思い切って会社を辞め、アフリカで挑戦すると決めた以上、何かしら成し遂げないかぎり、前には進めません。
正直、コロナ禍で、何ができるのか全くわかりません。
しかし、できることは必ずあるはずです。残りの9ヶ月間、時間を大切に、今できること、未来に種を蒔けること、とにかく自分にベストを尽くします!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!
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