幸せを享受するためには伏線を散りばめることが大切

 

「食」の大切さにようやく気づきました。

 

これまで、睡眠にはこだわってきました。

ただ食事にこだわったことはありませんでした。

 

身体は資本であるということは、頭では分かったつもりになっていました。

ところが、本質的には理解できていませんでした。

 

身体を資本として扱うことは、ただ風邪をひかないように気をつけることだけだと思っていました。

 

毎回、風邪をこじらせて、勉強や仕事ができなくなった時に初めて、身体は資本なんだと身をもって知るのです。

 

その都度、身体を大切にしようと誓うのですが、すっかり回復するとベットでの誓いはもう記憶の彼方。とにかくこの繰り返し。

 

身体を資本と考えることは、単に風邪をひかないことではなかったのです。

 

一つ目は、将来大きいな病気をしないこと。

 

もし大きな病気になってしまったら、入院費などの資本から時間といった資本まで失っていまいます。

そう考えていくと、身体はとても大事な資本であることがわかります。

 

こんなことは当たり前でアタマでは理解できるものの、なかなか実践はできません。

明日の風邪を防ぐアクションは取れても、20年、30年先を見越したアクションを取るのは難しいものです。

 

そして、身体が資本の最たるは、日常の生産性でした。

 

これまでに食事と日中のパフォーマンスを結びつけたことありませんでした。完全に盲点。

 

良質な睡眠さえ取れていれば、生産性は上がるものだとばかり思っていました。

これが間違いでした。もちろん睡眠が大切なことは言うまでもありませんが、殊、日中のパフォーマンとなると、食事だったのです。

 

食べるもの変えてから、パフォーマンスレベルが高くてしかたない。

炭水化物中心から野菜中心に変えてから、眠くならないし集中力がよく続くのです。

 

しかも、このパフォーマンスを最大化する食事法は、メリットがたくさん。

 

まず、太らない。

将来の大病をするリスクを下げることも期待できます。

 

そして、最大のメリットは幸せを感じやすくなること。完全に個人的に見解ですが。

 

朝はナッツとコーヒー。昼はサラダ。夜は眠くなっても構わないのでフリー。

なので、夜ごはんが最高に楽しみで仕方ない。くわえて朝と昼は質素にしている分、なにを食べても美味しく感じる。

 

これは非日常で爆発的な効果を発揮します。

 

旅行ではなにも気にせず食べるというチートを使えるようにします。

ふだん控えている分、たくさん食べても罪悪感ゼロ。

そして何より日常はシンプルな食事をしているから、ただでさ美味しいご当地グルメが死ぬほど美味しく感じるのです。

もう、控えめに言って最高です。

 

パフォーマンスを高める最強の食事術は、ほんとうに最強です。

健康も保てて、幸せも最大限享受できるという最高の状態をつくれるのです。

 

幸せはつくるものだと、よく耳にします。それは、その通りだと思います。

 

中でも食は、簡単に幸せを味わえる手段のひとつです。

とりあえず美味しいものを食べれば、手っ取り早く幸せになれます。

 

ところが、かくなる上があったのです。

環境から作り込むことで、幸せの向こう側にも行けるのです。

 

つまり、なんでもない日常に伏線を散りばめることが大切だったのです。

 

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