夢をかなえるゾウから学んだ3つのこと

 

今日は『夢をかなえるゾウ』の本当に大切な教えを3つお伝えします!

 

『夢をかなえるゾウ』といえば、水野敬也さんが書いた自己啓発小説の大ベストセラーです。先日、最新作の『夢をかなえるゾウ4』2020年7月9日に発売しました。

 

その実績を聞いて驚いてたのですが、2007年に1作目が出てからシリーズ累計400万部を突破したみたいです。凄すぎます、、、。

 

僕は知らなかったのですが、ドラマ、アニメ、舞台、ゲームにまでなっているみたいです。その人気ぶりが伺えます。

 

簡単にあらすじを紹介すると、、、

 

ダメダメな僕のもとに突然現れたゾウの神様”ガネーシャ”。なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。そのくせ、ニュートン、孔子、ナポレオン、最近ではビル・ゲイツくんまで、歴史上の偉人は自分が育ててきたという……。しかも、その教えは「靴をみがく」とか「募金する」とか地味なものばかり。こんなので僕の夢は本当にかなうの!?

 

引用元:水野敬也(2020年)『夢をかなえるゾウ』文響社

 

 

ゾウの神様ガネーシャから夢をかなえるために、次々と課題が出されます。全部で29の教えがあります。どれも実践すれば、人生を変えうる教えだと思います。しかし、ガネーシャが29の教えを与えてくれるなかで、夢をかなえるためにもっと大切なことを教えてくれています。

 

 

 

ガネーシャの本当に大切な3つの教え

 

ガネーシャはすべてで29の教えを与えてくれる中で、本当に大切なことを私たちに教えてくれています。それは「自分で変わると決意すること」「行動すること」「継続すること」の3つです。

 

1、自分で変わると決意すること。

 

作中でも主人公が変わりたいと願ったことで、ガネーシャが現れました。

人間、自分で”変わる”と決めないかぎり、決して変わることはできません。周りの人がたくさんアドバイスをくれても、本人が変わろうとしなければ変わりません。

 

たとえば、あなたが家族や同僚に変わって欲しいところがあって、伝えて変えられたことはありますか?なかなか大変だったのではないかと思います。人を変えることは出来ないのです。

もちろん、伝え方で相手に「まずいな、変わらなきゃ」と思わせ、本人に”変わる”という決意をさせられれば、変わります。

 

人は”変わる”と自分で決めなければ、変われません。

ガネーシャからいろいろ教えをもらおうと、尊敬する人からいろいろアドバイスをもらおうと、”私は変わる”と決意しないかぎり変われないのです。

 

2、行動すること。

 

これが最も大事です。

この主人公のすごいところは、ガネーシャからの教えを次の日にすぐ実践していることです。

 

本を読んで「すげえ、これならうまくいく気がする」と興奮しても、実際に行動に移さなければ何もうまくいきません。自己満足で終わってしまいます。

これは、本やセミナーなどで勉強するとよくあることだと思います。

 

その瞬間は、全てがうまくいく気がするんです。成功できる、夢がかなえられると思うんです。しかし、その方法を知っただけで満足していたら、何も成し遂げられないのです。

 

そして、実際やってみることで、初めて分かることがたくさんあります。

たとえば、「靴をみがく」という教え。

 

うわ、めちゃめちゃ汚いな。みがくと気分もスッキリするな。ついでにスーツにもブラシをかけようかな。靴みがく時間つくるために、早起きしよう。あの人の靴きれいだな、褒めてみようかな。などなどといろんな気づきが生まれるはずです。

 

だまされたと思ってまず、やってみる。これが本当に重要です。

まず、行動です。とにかく行動です。

 

3、継続すること

 

行動に移した次は、継続すること。習慣になるまで、実践し続けることです。この重要をガネーシャは教えてくれています。

 

どんな教えも1回やっただけで、やめてしまったら何も起こりません。たった1回だけ靴をみがいただけで、成功することはありません。

そのような教え、良い習慣を継続していく中で、人生にプラスの影響を与えるような学びがあるのです。

 

初めは、面倒だったり大変なことも習慣になれば、歯を磨くのと同じようにやらないと気持ち悪くなるようになります。そこまで継続するのが、大切なのです。

 

ガネーシャは29の課題を出してくれます。しかし、その教えを実際にやってみて、継続しないかぎり成功できないのです。その大前提として、本気で変わるぞという決意がなければ、成長して夢をかなえることはできないのです。そのことをコメディータッチで、物語として私たちに伝えてくれています。

 

個人的に好きなガネーシャの教え7選

 

  • コンビニでお釣りを募金する

収入の10%を募金など人のために使うと決めておくと、実践しやすくなります。お金の出口を考えるのは、とても大切ですよね。

 

  • トイレ掃除をする

トイレ掃除をすることで、気づけるようになったり、創意工夫できるように、と色々な効果があると言われています。ぼくも朝、時間があればやるのですが、単純にトイレ掃除をするとスッキリします。掃除は、全般的にそうですよね。ぜひ、やってみてください。

 

  • その日頑張れた自分をホメる

その日寝る前って、どちらかと言うとネガティブになりがちじゃないですか?ああ今日は失敗した、、、なんでやると言えなかったのだろう、、、と。

なので、ぼくも意識的にマイナスのことは考えないようにしています。ですが、自分をホメることは出来てなかったなあと反省しました。

 

  • 運が良いと口に出して言う

パナソニックの松下幸之助さんが面接で「あなたは運がいいですか?」と聞いた話は有名です。ガネーシャも言っているのですが、運がいいと思うと脳が勝手に運がいいことを探しはじめるのです。この思考習慣は大切で、成功する人はみなこの「プラス思考」非常に大切にしています。

 

  • 人気店に入り、人気の理由を観察する

この教えでのガネーシャの一言に、ハッとさせられました。

「ええか?みんな飯食う時はリラックスする時間や思てる。でもな、みんなと同じような視点で同じようなこと考えとったら、みんなと同じような結果しか出せへんやろ。(中略)人と同じことしとる時でも、人と違う視点や発想で、世の中ながめていかんとあかんやん」

 

  • サービスとしての夢を語る

とっても好きな教えです。「本を出したい」という夢なら、自分のための夢です。しかし、「自分の本を通して、世界中の子供たちの考える力を育てたい」という夢なら、公の夢になります。志があるか、ないかです。

 

  • 毎日、感謝する

忘れがちですが、日々意識したいことですね。電気や水が使えたり、美味しいものが食べれたり、今日も健康でいられるのは当たり前のことではありません。ぼくはアフリカに少し住んでいたので、なおさら感じます。笑

 

『夢をかなえるゾウ』をおすすめする3つの理由

 

1、読みやすい

 

とにかく読みやすい。あっという間に読み終えました。

 

ガネーシャのキャラクターが面白いので、説教ぽくなくてサラッと読めちゃいます。

ふだん自己啓発系の本を読まない方も、物語になっているので親しみやいです。

 

反対に自己啓発や実用書をよく読む方からすると、物足りないかもしれませんが、改めて自分を見つめ直すきっかけになると思います。

大切なことほど、シンプルであること。そして、それを実践し継続することの難しさに気づけます。

 

もう一つ付け加えると、教えごとにストーリーが完結するので、移動中やスキマ時間にも読みやすいです。ひとつの教えが、10ページ前後でまとまっています。

 

2、実践しやすい

 

行動に移しやすいです。

いい本を読んでも行動に移さなければ、意味がありません。

 

ですが、心配無用です。一つ前の項目でもいくつか紹介しましたが、ひとつひとつの教えが具体的ですぐに実践できるようになっています。

 

しかも巻末には、その29の教えをまとめてくれています。なので忘れてしまっても、そこを見て思い出してやってみればいいのです。

 

3、勉強するきっかけになる

 

ガネーシャが育てたと言う、たくさんの偉人が登場します。

リンカーン、シェイクスピア、カーネギー、アインシュタイン、フロイトなどなど。

 

気になった偉人について調べたり彼らの本を読んだりと、学びが広がっていきます。それに『夢をかなえるゾウ』は2作目も3作目もあるので、もっと読みたいと思えば次作を読めばいいのです。

 

 

 

特にふだん本を読まない方や自己啓発系の本を読まない方は、ぜひ初めての1冊目にうってつけです!

 

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!

 

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