頑張れルワンダのメーカー

 

1ヶ月ぶりにルワンダの自宅に戻り、生活を再開させるべく買い出しに。

 

まずは地域でいちばん大きな商店へと足を運びました。

通称”第1のスーパー”は、相変わらず品揃え豊富で、生鮮食品以外ならここですべてがそろいます。

 

繁盛していて資本があるのか、定期的に棚が増えたり新商品が導入されたりと、第1のスーパーに飽きはありません。

とはいえ、さすがに1ヶ月では大きな変化はないだろうと、高を括っていると驚く変化があったのです。

 

その喜ばしい変化が見つかったのは、お菓子コーナーでした。

 

ついこの前まで、インドやケニア、トルコからの輸入品が多く、メイドインルワンダの製品はほとんどありませんでした。

ぼくはいつも商品棚の前でルワンダの未来を嘆いていました。

 

ところが、ルワンダ産の製品が急増していたのです。

 

商品の裏貼りを確認して「Made in Rwanda」という横文字を見つけた瞬間、自然とガッツポーズが出てしまいました。

その喜びは、ガチャで星5のキャラクターがドロップしたような感覚。とにかく嬉しい。

 

新しく入荷されていたメイドインルワンダの製品は、クッキーが3種類とポテトチップスが1種類。

 

日本で食に気を遣うようになった身からすると、クッキーとポテチなんて悪魔の食べ物。

ですが、メイドインルワンダと来たら、買わない選択肢はありません。

 

すかさず購入し、すかざず実食。

どれも美味しい。とくにクッキーは贔屓目なしに、ほかの国のどの製品より美味しい。

 

このクオリティなら世界と戦えます。

加えて、価格も60円しません。むしろ勝てる。

 

まずルワンダ国内のシェアを獲得し、世界の市場を獲ろう。本気でそう思えるほどにコスパが良いのです。

日本でもお目にかかれる日も、そう遠くないかもしれません。

 

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